川西JC樋渡啓祐講演会 #28 に思ったこと
川西JC樋渡啓祐講演会2015.8.22 #28「質疑応答3:明るい、ほら吹き、作り笑顔、本を読め」に思ったことです。
講演後の質疑応答3つ目は、続いて関西学院大学の学生が質問者です。
心構え
「良い機会にうまく乗るにはどうすればいいか」と聞かれて、
- 愛嬌
- ほら吹き
- ポジティブに明るく
- 作り笑顔
であると樋渡氏は答えます。それらに異論はありません。
しかし、それはあくまで自分のためであって、人を欺いたり、陥れたり、自分の利益のためであってはなりません。
作り笑顔はどんな場合でもまったく同じ表情になるので分かりますし、その表情はたいていの場合、気持悪いです。
私などは普段表情に出ない人が時折見せる笑顔などに魅力を感じますけれど。
また本
「人は見てくれ」だと言っておきながら、「中身も大事で、一番手っ取り早いのは本を読むこと」と続けます。
どちらも大事だということを否定するものではありませんが、脈絡なく、つながりなく話を続けるので意味が分からなくなります。
また唐突に読書を勧めるということは、自著を売りたいのだなあということしか思い浮かびません。
市長になりたい
1つ前の質問をした学生に樋渡氏が「将来何になりたいの?」と問いかけます。
すると学生は「すごい人になりたい。市長になりたい」と答えます。やはり危惧したように樋渡氏に憧れている人だったようです。
市長になりたいのは構いませんが、樋渡氏のような市長になってはいけません。いや実際のところ彼が市長を目指す頃には、樋渡氏のようなタイプの人が間違ってもてはやされる時期は過ぎていることでしょう。
たくさん本を読み、さまざまなタイプの人に会い、読んだり聞いたりしたことを自分で確認して、彼が早めに気づくことを願います。