nuiru's blog

2015.8.22川西JC、2015.10.27郡山JCで行われた樋渡啓祐氏の講演会の内容をお伝えするブログです。

川西JC樋渡啓祐講演会 #23 に思ったこと

川西JC樋渡啓祐講演会2015.8.22 #23「週刊朝日天下りTSUTAYAのふるすま、Tポイントで健康ポイント、電話1本でふるさと納税」に思ったことです。

 

営業トーク始まる

このあたりから現在の関わっている事業の営業トークが全快になっていきます。講演のテーマを忘れています。

 

週刊朝日に「天下り」と書かれたことにふれ、CCCに武雄市図書館の運営委託をし、現在は樋渡啓祐氏が社長に就いているCCCの子会社・ふるさとスマホ株式会社の事業について語り出します。

樋渡氏は、TSUTAYAのMVNOスマホであるTONE地方自治体に売り込こもうとしています。各地の講演会を通じて事業の宣伝しています。

樋渡氏のほうが講演会の先生ということで立場が強く、その立場で、講演を主催しているJC会員の市議会議員、後援の自治体関係者、挨拶に来た市長に語りかけることができ、直接的な売り込みを行いやすい環境が整っています。

売ろうとしているモノは、まだ構想段階で「こんなことをやろうと思っている」レベルの実現するかどうかもまだよく分からないことだらけの代物です。

 

「すごいでしょ月額1000円」といいますが、MVNOのプランとしてはめずらしくありません。24,000円のスマートホン本体を分割払いすれば月額2,000円です。090で始まる電話番号を利用しようとすれば、月額約3,000円になります。無料通話などついていませんから、さらに料金は増えそうです。

 

うちの親父で実証実験

研究開発からやっているといいますが、ハードウェアの新機種を開発しているのではないでしょうから、ただのアプリ開発にすぎないでしょう。

うちの親父で実証実験していると言い「うちの親父が張り切っちゃって」と、息子の事業に協力するほほえましい家族エピソード風に語っていますが、父親の樋渡昭範氏は樋渡社中株式会社の役員です。自分が役員を務める会社の事業の一環として実証実験を行っているだけです。

 

◆樋渡社中株式会社の法人登記簿

前田勝之さんの武雄問題文書館-資料室の「その他」フォルダに置かれている「[法人登記簿] 樋渡社中 2015-08-03.PDF」ファイル 

 

ここでもTポイント

地方自治体の健康問題に、スマートホンとポイントサービスで切り込もうとしています。

要はCCCの事業であるTONEとTポイントです。図書館でやったTSUTAYAとTカード(Tポイント)と同じようなことを、続けようというわけです。

 

糖尿病予防に役立つだとか、歩いたらポイントだとか、児童の見守りだとか、独居老人の安否確認だとか、そういうことに疎い地方自治体が食いつきそうなことをならべて、自治体から市民にスマホを配らせようとしています。

ふるすま事業は個人向けにサービスを買わせるのではなく、自治体の予算で費用を賄わせて、市民には無料に近い料金で使わせようとしています。BtoCで一人一人の消費者に売っていくには競合他社などもありたいへんそうですが、BtoB的に自治体に元市長の肩書きで売り込めば、1つの自治体あたり数百台、数千台が売れる見込を立てているのでしょう。

1台年間24000円として、何台分を自治体に配らせようとしているのでしょうか。1,000台で2400万円ですか。健康ポイントなどのサービス利用料、サポート料などでさらに追加料金が発生することも容易に考えられます。

樋渡氏にしてみれば自治体の市長を口説き落としさえすれば、まとまった台数が売れるのです。

導入する自治体の市民はそのお金は税金であることを考えるべきです。

 

それがよい製品、よいサービスなら構いませんが、樋渡氏の話を聞くかぎりそうとは思えません。

これもまたお得意の利用者アンケートを実施して満足度が高いと言いそうですが、無料に近い料金で使えるのであれば利用者からの不満は出ないでしょう。