読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

nuiru's blog

2015.8.22川西JC、2015.10.27郡山JCで行われた樋渡啓祐氏の講演会の内容をお伝えするブログです。

川西JC樋渡啓祐講演会 #13 に思ったこと

川西JC樋渡啓祐講演会2015.8.22 #13「図書館1年100万人、スタバ目標27位/結果2位」に思ったことです。

ビデオを流しながらの自分語りはまだまだまだまだ続きます。

 

1年で100万人の嘘

TSUTAYA化した武雄市図書館がオープンして「1年で100万人来ます」と樋渡氏は言います。

これも嘘、1年で92万人です。丸めるとしても90万人でしょう。

 

ライブラリー&カフェの嘘

武雄市図書館にスターバックスを入れた経緯を樋渡氏はスターバックスジャパンの社長に直談判したと言います。このへんの事実関係は確認できませんでした。

武雄市図書館に入っているスターバックスは直営ではなく、CCC(蔦屋書店)がスターバックスからフランチャイズ契約して出店しているそうなので、武雄市長が直談判というのも不思議な感じがしますが。

 

武雄市図書館への出店を尻込みするスターバックスに対して樋渡氏は、たんに入れてくれではだめで、ライブラリー&カフェでやりませんかというコンセプトを提案した、と言います。そう言ったところ「それはいいかもしれない」とスターバックスは前向きになったそうです。

 

これも事実関係は確認できませんが、本当なのでしょうか。

というのも、そのときにはすでに図書館内あるいは併設のカフェにスターバックスが出店するのはすでにあったからです。ライブラリー&カフェは何も樋渡氏が初めて考案して提案したものではありません。武雄市図書館で初めて実現したことではないのです。

 

武雄市図書館への出店がうまくいけば「ハーバード大学の図書館のスタバにもできる」と拝み倒してお願いした言っていますが、アメリカの大学の図書館にスターバックスがあるのは、検索すれば数多く見つかります。

アメリカどころか名古屋大学(2010年)、筑波大学(2008年)にもすでに存在していました。

 

売上順位の嘘

TSUTAYA化した武雄市図書館のリニューアルオープン時、日本全国にあるスターバックスが1000店舗、そのうち書店併設のブック&カフェ店が武雄市図書館を含めて28店舗だったそうです。

2014年2013年4月にリニューアルオープンしてすぐのゴールデンウィーク明けに、武雄市図書館店の売上も反映された売上順位が判明し、そこで2位だったそうです。

 

ブック&カフェ店が比較的大規模店が多いとはいえ、1000店舗の上位28店舗がブック&カフェ店というわけではありません。ですから武雄市図書館のスターバックスが全1000店舗中2位ということではありません。

これも都合良く勘違いしてくれるのを狙っているような言い方ですね。誤認を狙っているのでなければ日本全国にスターバックスは1000店舗という数字をいう必要はないのですから。

 

もう一つの嘘は、3位が「スターバックス梅田」(梅田はJR大阪駅周辺地域の地名です)と言っていることです。

3位がたしかあん時は梅田、スターバックス梅田とかなって。だから梅田超しちゃったんですね。

 

スターバックス梅田などという店舗はありません。もちろん梅田にもスターバックスはいくつか点在していますが、ブック&カフェ店は存在しないのです。


現在は梅田蔦屋書店内にスターバックスが存在しますが、その店舗がオープンしたのは2015年5月で武雄市図書館リニューアルオープン1年後2年後のオープンなのです。存在していない店舗が3位になれるわけないのです。


「あん時はたしか」なんて曖昧な言い方をしているのは嘘を言い淀んでしまったのでしょうが、講演場所が兵庫県川西市なので大阪の大規模店を3位にしておけば、武雄市図書館の2位のすごさが際立つと思ってついた嘘でしょう。

 

これのどこが、大ボラを吹く、なんでしょうか。自らを誇大に広告するためのけちくさい嘘です。