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nuiru's blog

2015.8.22川西JC、2015.10.27郡山JCで行われた樋渡啓祐氏の講演会の内容をお伝えするブログです。

川西JC樋渡啓祐講演会 #01「講演会の概要」に思ったこと

樋渡啓祐氏の講演会の書き起こしを公開したところ、思っていた以上にたくさんの方が読んでくださったようです。はてなのブックマークやコメントまでいただき、本当にありがとうございます。

 

私としては講演会での発言を(私の聞き落とし、書き落とし、聞き取り不能部分は別にして)ノーカット収録した各エントリーの「全文」を読んでいただいて判断いただければそれで十分です。

 

私が初めて録音を聞いた時、書き起こし作業で経験した時のように、一度だけでは理解できない部分もありますし、私自身の疑問を整理する意味で、講演内容について思うところを書いていこうと思います。

 

まずは #01 から。

このエントリーに書かれている内容は、エントリーの冒頭にリンクを張った講演会のチラシからの抜粋です。

 

これだけだと特になんということはない、よくある講演会に思えますね。

 

図書館運営のTSUTAYA(CCC)委託

図書館に関心をもっている人であればチラシに記載された「市立図書館運営権をTSUTAYAに委託!」という文言で、ん?と思うかもしれませんが、むしろ、それをうまく実現しているのなら、どうやっているのだろうと興味をそそられて講演を聞きたくなるのではないでしょうか。

聞きに行ったところで、TSUTAYAに委託したことで生じた次のような問題については語られないわけですが。

公平を期すために、樋渡啓祐氏の著作「沸騰! 図書館」も提示しておきます。

 

JC主催

主催は、川西青年会議所(川西JC)です。

地域ごとに組織、運営されている青年会議所(JC)が、町作りをテーマに地方自治体の市長経験者を招いて経験談を聞くというのは不自然ではありません。

講演会の中で樋渡氏は各地に呼ばれて講演をしているようなことを言っています。どんなところで講演しているのだろうを調べてみると、各地のJCがこぞって講演会の講師に樋渡氏を呼んでいます。

ちょっと多すぎやしませんでしょうか。 偶然とも思えませんし、これはいったいどういうことなのでしょうか。 

推測ですが、各地のJC間で情報交換が行われているか、他地域のJCで開催された樋渡氏の講演を聞きに行ったJC会員が自分のJCでも招こうと考えた、といったことが考えられます。

しかし、あの講演を聞いた人が、他のJCに勧めるのでしょうか、自組織でも招こうと考えるでしょうか。そのあたりが理解できないのですが、評価するコメントもありますから、世の中にはいろんな人がいるということでしょうか。

JC会員といっても川西JC講演会の司会・森本猛史氏のように市議会議員も所属しているようですから、そうした首長を目指している人が自身の価値観の成功者として樋渡氏を招いているのかもしれません。

JC会員ではありませんが樋渡氏の可児JC講演会での発言(樋渡氏自身が謝罪)に擁護コメントを出した横木僚太氏のように政治家を志している(志していた?)人も見受けられます。

もしそうだとすると、私が考える地方創生とはかけ離れた動機で講演会が開かれているようで残念です。

あるいは、樋渡氏側から各地のJCに持ち掛けているということも考えられます。講演依頼.comジョブ・ネットといった講師を依頼できるサイトに樋渡氏の名前があるので、こうしたサービスの事業者が営業をかけているのかもしれません。

後援:川西市猪名川町

JCは地域組織ということで自治体と協力関係にあるとはいえ民間人の集まりです。樋渡氏を講演会に呼ぶ自由もあるでしょう。

しかし、自治体が後援しているのは問題があると考えます。

後援というのは具体的にはどのように関わっているのでしょうか?

たんに名前だけでしょうか。講演会のチラシを市・町の施設に張って告知を手伝っているのでしょうか。講師への御礼で地元特産品などのお土産を用意しているのでしょうか。

その程度ならまだよいのですが、講演会にかかる費用を一部でも負担しているのであれば、樋渡氏に支払われている講師料、旅費が一部でも税金で賄われていると思うと複雑な心境です。

樋渡氏の講演会を後援すると、市や町があのようなハラスメント的、差別的な発言内容を支持している、認めているに等しいことを認識してもらいたいところです。

 

講演内容の全文はこちらの目次からどうぞ。