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nuiru's blog

2015.8.22川西JC、2015.10.27郡山JCで行われた樋渡啓祐氏の講演会の内容をお伝えするブログです。

川西JC樋渡啓祐講演会2015.8.22 #25「TSUTAYA主催の謝恩会、市民ボランティアの父と子、ストーリーをヒストリーに、TTP」

要点

  • 図書館オープン1年後にTSUTAYA主催の謝恩会で流したビデオ
  • BGMにMONKEY MAJIKの「Headlight」を流す
  • 図書館の隣に開泉食堂というまずい食堂がある
  • 工事はイオンが中国で焼き討ちになっていたとき
  • 富士通は図書館に寝泊まりして匂いがしていた
  • この人は僕が知事選に出るので、お前出ろ、返事ははいかYESしかないと言って立候補させて、市長になった
  • ビデオの中で謝恩会に来た人全部に御礼を言っている。ビデオを見てみんな泣いていた。
  • 問題は市役所が解決するから、やりたいようにやってくれとTSUTAYAに言っていた
  • 仕事だか遊びだか分からなくなってる
  • そうしたことは、結局数字で出る
  • 図書館職員は2年経っても一人しか辞めなかった。その一人も寿退社。
  • 利用者は三世代が多い。高校生、大学生がデートに来る。
  • 利用者満足度は80%を切ったことがない
  • 市民ボランティアを入れることにTSUTAYA、市役所に大反対されたので、お前らバカかと言って無理矢理押し込めた
  • 市民ボランティアの30半ばのお父さんが夜遅くまで作業していたので、早く帰って下さいと言ったら、私たちの図書館ですからと怒られた。明け方、見に行ったら、まだ黙々とやっておられた。
  • オープンして3ヶ月後、そのお父さんを図書館で見かけた。自分が作業した本棚の前で我が子に、この本棚全部パパがやったんだよ、と言っていた。
  • その子はお父さんのことを好きになり、本が好きになり、武雄市を誇りに思うだろうと確信した
  • それぞれにストーリーがあり、そのストーリーが組み合わさってヒストリーになる
  • 地方創生をやるときに一番大事なのはTTP、徹底的にパクること
  • 武雄市もほとんどパクっている。
  • だけど結局オリジナルができている。そうして自信が生まれる。

全文

+1:20:00

樋渡啓祐

で、さいごに、えっとねー、あと何分ぐらいしゃべれるんだっけ。15分ね。ちょうどよかった。

 

あのね、仕事ってどういうことだろう、って、いうことを思ったときに、ちょうど、図書館をオープンさして1年後に、1年後にね、えー謝恩会をTSUTAYA主催で、たった40人しか来てない謝恩会を開いたときに流した映像がこれです。

 

(Vの音声、図書館オープン1年後の謝恩会で流した映像の音声)

BGM「Headlight」 by MONKEY MAJIK

 

樋渡啓祐

うち改修したんですね、図書館を。で、工事が始まる1週間前がこれです。5ヶ月でやっちゃったんで。

 

(映像に出てくる文字の)「僕たち」ってTSUTAYAのことね。TSUTAYAの図書館チームは、開泉食堂って隣にまずい食堂があるんですよ、遅くまでやってる。

(映像の文字を読み上げ)

「隣のテーブルでは五光建設って地元の小っちゃな建設会社さんが、皿うどん食べてられてた。」

「図書館の工事は世の中が注目してる。絶対よいものを作らないと恥だ。気合い入れてやるぞ」

「僕らの耳に入った決起の言葉。隣の席で涙が出そうになりました。」

 

什器は大阪の小っちゃな会社。ちょうど、あのーイオンなんかが中国で焼き討ちになってたときですね。

 

来てくれた人に全部御礼いってるんですね、謝恩会で。これも見える化

たんに、なんかな、ありがとうございます、っていうだけじゃなくて。

もう全部映像で見える化したほうがいいですもんね。

 

いや、富士通さんもすごかったですね。もう図書館に寝泊まって、もうあれですもんね、匂いしてましたもんね。間に合わないから。

 

で、もう、結局数字が出るんですよね。

 

で、うちの図書館、三世代が多いんですね、もうやたら。こうやって来てくれるんですよ。で、あと、高校生がデートしてたんですね。大学生も。

 

で、ユニフォームは全部統一。ただバッジは有田焼で、違うバッジ。司書とかね、一番下の?????とは違う。

 

もうこのへんになるとみんな泣いてました、もう。

 

これ左、教育長ね。

で、うちの職員さん。OB。

で、真ん中の人は、僕が知事選出たんで市長になりました。お前出ろっていって、返事ははいかYESしかないぞ、っていって。

 

で僕らはTSUTAYAにやりたいようにやってくれ、って。で、全部問題は市役所が解決するからってのは、一年生の職員から言わせてました。

これは2年経っても一人しか辞めなかったですもんね。その一人も寿退社

だから100万人来て、かつ利用者の満足度が80%を切ったことがないんですよ。安倍ちゃんより上です。

しょっちゅう集まります。いまだに集まりますもん。

だからもう仕事だか遊びだかもう分からなくなってるんですよね、みんな。

だから、あのそれぞれの、ストーリーがあるんですね。

これはみなさんたちもそうなんですよ、?????がいながらも、みなさんたちを?????にと。

その図書館がみなさんたちの地域なんですよ。

それぞれストーリーがあって、えーいうことね。

 

で、ここには書いてないんですけど、僕、一個だけ猛反対されたこと押し切ってやったことがあって、それは図書館やるときに、あの市民にもボランティア200人ぐらい入れたんですね。

これはTSUTAYAも市役所も大反対。もう5ヶ月しかないのに市民入れて遅くなる、って。あるいは市民入れることによって管理ができない、って。

で、お前らバカかって言ったんです、僕。これ誰の図書館だ、って。言ったときに、これは僕らの図書館じゃなくて、これ市民の図書館になるだろう、って。武雄市図書館なんだから。市民の図書館だろって言って無理矢理押し込めたんですね。

 

そして、えー、ただ、本当に間に合わなくて、あのー、なんですかね、僕がこう本を一所懸命入れてる時に、隣で30半ばの、あの、お父さんがね、こう一所懸命入れてるわけですよ。で、しかも間に合わないからね。

で、しかも僕は他に仕事があったから、すみません、僕はもう帰りますから、って言って、あのー私もう好きなだけしますから、って。でも早く帰って下さいとかって言ったら、何言ってるんですか、って怒られたんですね。で、さっき言ったように、これ私たちの図書館ですから、って、もう市長いろいろ言わないでくれ、って言われて、徹夜でやってんです、徹夜で。本をずーっと入れて、だけどすごい難しいんですね、本入れるって。順番があるから。

でー、しかも、僕が明け方、見に行っていたら、まだ黙々とやっておられたんですね。で、仕事大丈夫ですか、って言ったら、いや休んでこれやります、とか言ってくださって。で、僕ね、それ完璧に、もう帰ったほうがいいです、とか言って、顔蒼かったから。ああもう帰ってシャワー浴びて仕事に行きます、って、いうことをおっしゃったんですけど。

 

ほんで僕ねそのことをすっかり忘れてたんですけど、オープンして3ヶ月後にそこのお父さんがまた来てたんですよ。そこの自分がやったとこの本棚に

で、その後ろ立ってみると就学前のお子さんが、男の子がちょこんといて、で、お父さんが何言ったかっていうと、この本棚全部パパがやったんだよ、って。

言ったら、あの時のね、お子さんの顔はいまだに忘れられないんだけど、パパすごーい、って、これ本当にパパ全部やったの、うんやった、って。で、あのー、ね、ナツキが寝てるときにここは全部やったんだよ、っていうことを言った、言って、僕は確信したんですね。この子は必ずお父さんが大好きになって、尊敬をして、そして、本が好きになって、武雄市のことを誇りに思うと。

だから僕は市長になったときに、武雄にはなんもなか、って、言われたときに、思って市長になった。で、えー、そのときに僕は本当に市長をやってよかったなっていうのを思ったんですね。

 

だから、それぞれのストーリーがみんなあるわけですよ。

さっきのVでも出てたけど、建設会社のストーリーもあれば、そのお父さんのストーリーもあれば、みなさんたちもそれぞれストーリーがあるわけですよ。

 

で、本当にストーリーが組み合わさると、Storyの複数形ってStoriesを通りこしちゃうんですね。

Storyじゃなくて、Historyになっちゃうんですよ。Storyが集まると。

で、このHistoryのHi(ハイ)っていうのは、すごく価値の高いって意味なんですよ、価値が高い、って。

 

だから、その、あのー、川西だったり、猪名川ね、これからその地方創生やるってしたときに、すごく大事なのは、やっぱりね僕一番大事なのはTTPだと思います。

TTP、徹底的にパクる。あるいはMP、もろパクり。

僕らほとんどパクってますから。

例えば図書館だったら蔦屋書店を、あー、代官山の蔦屋書店をパクり倒し。だけど結局オリジナルができてるんですよ、オリジナルが。

だからそういうふうに、もうそこは謙虚にね、丁寧にパクり倒す、って、いうことが僕はすごく大事なっていうことを思います。

 

で、スピードは最大の付加価値。

で、笑いも大事。

で、一番大事なのは、それぞれのストーリーをヒストリーまで持っていく、って。

そうするとね、なにが起きるかっていうと、自信です。今度は自分たちもやるっていう自信が生まれる

 

もうApple Watchがね、もう止めなさいって言ってるからね、もうこのへんに。

Apple Watchこれ便利ですね、タイマーも全部ありますから。ええ、これすごくいいです。今日お越しの方はね、これ僕の10万で差し上げますから。まあ冗談ですけど。

 

まあそういう形で、まず、とりあえず、僕の講演を閉じさせていただきたいと思います。ご清聴ありがとうございました。

 

観客

(拍手)